明日3月16日のダイヤ改正により、上越新幹線の一部列車において
従来型のE2系・E4系の代替車両として、E7系が導入されます。
とりわけ界隈で大きな話題になったのが、列車番号1315CことMaxとき315号も
その対象列車に含まれていたコトであります。
言うまでも無く、NGT48に初めて書き下ろされた楽曲のモチーフであり
この改正をもって、残念ながらこの列車名は消滅してしまいます。
歌詞の冒頭・・・。
『最後のトンネルを抜ければ、近づく美しいあの街』
NGT48劇場のこけら落とし公演に臨席する為、新潟に向かっていた秋元先生が
あの延々と続くトンネルの中で、もしくは明かり区間に出た瞬間にふと感じたコトを
後に歌詞として膨らませたものと推察します。
そうと仮定するなら、この歌詞に出て来る最後のトンネルとは“滝谷トンネル”
駅以外の区間がほぼ暗闇の中になる、高崎~長岡おおよそ120km間の
文字通り、イチバン最後に通過するトンネルとなるのです。
更につけ加えるなら、次作となる『みどりと森の運動公園』
通称“みど森”ですが、上越新幹線の車窓から一瞬見えるのも有名なハナシ。
コチラも推測の域を出ませんが、氏が景色を眺めていて引っ掛かったのでしょうね。
NGT48劇場に向かう際、この列車をあえて選んだヒトは数知れず(笑
あたし自身も、ご多分に漏れず何度か乗車させて頂きました。
記憶を紐解きましたら、最後に乗ったのは昨年の2月20日でありました。
偶然ではありますが、最終運転日が3月15日だったのも何かの縁!
奇遇にも本日は公演がありましたので、在京のファンが少なからず乗車したとか。
その影響もあってか、この列車の指定席は完売であったとのコトでした。
終着である新潟駅への到着間際、ルーティンの案内放送を終えた最後に
担当列車長からこんなアナウンスがありました・・・。
本日でMaxとき315号、2階建てとしての運行、最後でございます。 長い間Maxとき315号ご利用下さいまして、ありがとうございました。 明日、3月16日ダイヤ改正からは、E7系として315号運行します。 本日はMaxとき315号をご利用くださいましてありがとうございました。
淡々とした語り口の中にも、一抹の寂しさを含ませた
何とも言えない、素敵なアナウンスだと思います。
ハナシをNGT48の楽曲に戻しますが・・・。
この楽曲が今やグループのアンセムと化している事実は論を俟たないとして
列車名としては消滅しましたが、それも楽曲が持つドラマのヒトツとして
曲の持つチカラはますます強くなって行くと思っています。
いつかまた、この曲をみんなで歌ってみんなで泣ける日が来るように。。。