AKB48劇場 オープン15周年によせて

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AKB48劇場

まずは・・・『おめでとうございます!』
AKB48(秋葉原48)劇場の歴史、イコールAKB48の歴史となるワケで
このプロジェクトが、ココまで長続きするなんて言うコトは
当時誰も想像していなかったと思うのです。


あたしの劇場デビューは、オープンから1ヶ月程先になるのですが
この時期と言えば、劇場では一日単位で常に何かしら変わっておりました。
今とは比べ物にならない程SNSが未発達でしたので、情報の伝達と言えば
もっぱら支配人のブログ、通称『トガブロ』に依存していました。
ブログの中身と言えば、その多くが言語明瞭・意味不明瞭
如何に文面を都合良く読み解くか、ヲタクは試されて強くなって行きました(笑


時を経て・・・。
2020年、メモリアルイヤーであるAKB48はかつてない厳しさに直面。
コロナ禍の今、エンタテインメント業界全体が苦境にある中においても
とりわけ、このグループがおかれているのは逆風の矢面。。。
その理由は、決してヒトツでは無いと考えます。


あたしが、今もっとも気になっているのは・・・。

『かじ取りを出来る人間がいないのでは?』と言う漠然とした不安。

直近の1年位、特に感じているコトであります。


例えば、今回の15周年公演の延期に関する一連の顛末。
一部メンバーに濃厚接触の恐れが出たコト、コレは不測の自体であり
指揮が混乱するのは致し方が無いと思います。
問題なのはその対応、公式サイトに一報が出るのも遅かったけれど
それ以上に確定情報のアナウンスが圧倒的に遅すぎ。
最終的な発表は、チケセン応募開始時刻のわずか数時間前ですから
これではヲタクもスケジュールが組めなくなると言うモノ。。。


劇場オープン当初は、前述の通り日々何かが変わっていました。
そして・・・意思決定が非常に速かった。
内容にも拠りますが、その場で決まっちゃうコトも少なくなかった。
そのココロは・・・全権委任されている支配人がいつも劇場にいたから。

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戸賀崎さんを礼賛するつもりはありません。
拙速すぎて、失敗に終わった企画・施策は数えきれない程(笑
当時と現在とでは、プロジェクトのスケールが違い過ぎるのは百も承知。
国民的アイドルと呼ばれたからには、コンプライアンスの遵守は必須。
あの頃の様に間違ったら『ごめんなさい』で済まないのは自明の理。


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でも・・・ね
AKB48の原動力って、ソコにあったんじゃないかな?
バカバカしいと思う様なコトを、全力でやって来たのがこのグループ。
それともう一つ、専用劇場における日々の公演。。。
物理的にも心情的にも、メンバーとヲタクの距離の近さ
これらがあってこそのAKB48であると、あたしは今でも信じています。


ソーシャルディスタンスが叫ばれる今、確かに出来ないコトも多い。
だからこそ・・・何かを捻り出してこそAKB48なのでは?
明らかにツラい局面なのは判る、でも・・・まだ死んではいないと確信しています。
劇場が存在して、前を向いているメンバーがいるのがそのエビデンス。
ヲタクであるあたしは、彼女達と心中する覚悟が出来ています・・・。


改めて・・・これからもどうぞよろしく!!