あけましておめでとうございます

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行天優莉奈


旧年中は数々のご厚情を賜り、誠にありがとうございます。
多くの皆様にご高覧頂けた事、それこそがこのブログの原動力であります。
新年も変わらずお願い申し上げます。


さて・・・怒涛の如く過ぎ去った2020年。
その感想は、恐らく多くの皆様と同じモノになるのかと。
緊急事態宣言以降の現実世界を、誰が年始の段階で想像したでしょうか?
よもや東京五輪が延期になるなんて、1ミリでも考える瞬間がありましたか?
誰しもが否応なく、変革と我慢を強いられた一年になりました。


『コロナ禍』とヒトコトで片づけて良いのか憚りますが
その影響を大きく受けた業種のヒトツがエンタテインメントの世界。
とりわけ48グループは甚大な被害を真正面から被る事に。


『接触と密集』


このグループの両輪である、2本の柱を封印せざるを得なくなり
事実上、機能不全に陥っていたと言っても過言で無いと思います。
手をこまねいていたワケでは無いのでしょうが
コレと言った目新しい施策は、結局一度も発せられませんでした。


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紅白落選の一報はやはり衝撃的でありました。
薄々こうなる事を、多くのファンが予見していたとは思いますが
いざ現実を突きつけられると、心をえぐられる思いになりました。


『AKB48はオワコンなのか?』


ソレを断言するのは早計でしょう・・・。
確かに人海戦術に依存した、華々しいAKB48は終わったのかも知れません。
どデカいホールをいくつも使って、派手な握手会を毎週の様に廻す
そんなやり方は、例えコロナ騒動が沈静化しても通用しないでしょう。


でも、このグループにはまだレガシーが残っています。
いつも同じ事しか言わず恐縮ですが、専用劇場における公演であります!
試行錯誤を繰り返しながら、細々とではありますが公演を続けて来たのは
このグループがまだ諦めていないと言う何よりのエビデンス。
そして劇場再開後、地味にこだわり続けている“生歌”
AKB48が一歩前に進もうとしている、確かな証だと私は考えます。
この期に及んでホンモノを追及するのが、果たして必要なのかは判りませんが
何かを以って現状を打破しようと言う、その意気込みは強く感じられます。


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いつの日か終わりの瞬間が来る事は避けて通れません。
だとすれば、フェードアウトはこのグループには最も似合わないスタイル。
もがいてもがいて、時には市井から蔑まれるような奇策でも
果敢に挑戦して、やがて木端微塵に散るならヲタクとしては本望。
おめでたい日に申すのはいささか憚りますが、心からそう思っています。


末筆になりますが、皆様のご多幸を衷心より祈念申し上げます。
何より、夢に向かって日々生きるメンバーの幸運を願わずにはいられません。
このグループは、徹頭徹尾メンバーファーストでありつづけるべき。
改めまして、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。



丑年 元旦
メトロポリス@