『AKB48 リクエストアワーセットリストベスト100 2011』のリザルトに想う・・・

毎年恒例行事となったこのイベントですが・・・。
今般の結果を見る限り、もう当初の使命を終えている様な気がします。

付け焼刃で振りがとっちらかったり、歌詞が危うかったり・・・。
そんなグダグダ感もエッセンスに、通常公演では決して観ることの出来ない
過去の楽曲を懐かしみつつ、メンバーも観客も一緒になって楽しむコトが出来るのが
このイベントの本旨だったハズなのです。

シングル曲が上位に入るコトに対して、否定的なコトを言うつもりはありません。
今の多くのAKB48ファンが、それを欲したと言う証なのですから・・・。
外部活動のユニット曲が多数入っているコトも然りであります。

でもさぁ・・・ホントにそれでイイの？
このイベントって、隠れた名曲だったり幻のユニットだったり
平時ではZETTAIに観られないモノを、ファンの意思でリクエスト出来る唯一の場でしょう？
言うならば、どんなオーダーでも叶えてくれる『ビストロスマップ』みたいな
夢のレストランであるとあたしは思うのです。。。
そんな格好のチャンスなのに、ファストフードでも十分美味しいフライドポテトをオーダーしたみたいな
・・・残念だとは思いませんか？

とは言え・・・今のAKB48ファンに過去の楽曲をごり押しするのも
我々世代のエゴでしか無いのかも知れません。。。
であれば、運営は来年に向けてイベントの本質を見直すべきなのだと思います。
たとえば・・・『シングルデー』や『公演楽曲デー』などに分けてしまうとか
外部ユニットとAKB48以外のチームを選考対象から外すとか。
何らかの策を取って頂きたい・・・。