映画 『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』

urano_kazumi2015-07-27

at TOHOシネマズ 西新井(21:40〜23:55)

http://www.2015-nogizaka46.jp/


H列10番



ほとんど映画を見ないあたしが、唯一見続けているシリーズ。
まぁ、それは48Gのヲタクだからと言う理由だけなのですが(汗
乃木坂46が48Gか否かと言う不毛な議論はともかく、このドキュメンタリーに関しては
やはりどうしても見ておきたいと言う思いが強くありました。。。
これまでの作品を見るのと、根本的に違うあたし個人の動機づけ
それはやっぱり・・・描かれている内容に当事者意識を感じるかどうか?
ある意味で最もニュートラルに向き合えた気がしております。


率直に感じた作品の印象は・・・とても明快な起承転結。
特にAKBの4作品は、ジェットコースター的に昇り下りが襲って来ましたが
この作品に至っては、それぞれのセクションがハッキリと現されていました。
それはひとえに、乃木坂46が歩んで来た軌跡に合致するのかもしれませんが。。。
各メンバーの母親目線で物語が進むと言うのも、新たなる取り組みでしたね。


ブランドイメージの差・・・と言ってしまえばそれまでですが
AKB48の作品では多くフィーチャーされていた、汗と涙と限界を超えた瞬間はあまり描かれておりません。
その分、ココロの内側を投影した様な映像が多用されていたと感じました。
無論・・・どちらが良いとか悪いとか、そんなコトを問う気は毛頭ございません。



『変にこなれて手を抜く様になったら終わる・・・。』



コレは生駒里奈さんが本編終盤に語ったヒトコト。
非常に判りやすいコトバですが、その本意は実に重いモノだとあたしは感じました。
この映画における、もっとも重要なセンテンスだと言えるでしょう!


まだ上演中の映画なので、みなまで申すのは遠慮しておきますが・・・。
最後の最後、そのメンバーをそんなカタチで持ち出すのかと(汗
その構成は完全に続編を意識させるモノ、そういうコトなのでしょうね。



一見の価値はありました。。。