舞台『中野ブロンディーズ』初日公演

urano_kazumi2011-10-06

at サンシャイン劇場(19:00〜21:00)

http://www.nelke.co.jp/stage/nakano_2011/


FC先行予約→1階4列16番


●原作
金房実加
●脚色・演出
大岩美智子
●出演
増田有華
田嶌友里香/梅田悠/原望奈美/浦野一美/西脇彩華
小林由佳/中島愛子/長谷川桃/中根由衣
たくませいこ


●あらすじ

知る人ぞ知るアニメ好き少女たちのメッカ、中野ブロードウェイ。
その一角にあるマンガショップ『ブロンド』で出会ったオタク少女たちが、
ひょんなことからチアリーディングチームを結成することに。
はたして彼女たちの行く末は・・・。

この演劇自体は3度目の公演。
チア担当の長谷川さんと小林さん、店主役のたくませいこさん
そして・・・独特の存在感を放つ中島愛子さん
以上の皆様は、初演からずっと同じ役柄で登場されております。
言うまでも無く、我らが浦野一美さんが初舞台を踏んだのも
この中野ブロンディーズでありまして、あれから約3年の歳月を経て
再々演と言うカタチになりました。


前回の役柄は・・・唯一の一般少女である『音木』
今回は、前回りりあんが演じていた『ゆずにゃんコトゆずか』
キャラクターとしては180度違う
コスプレをこよなく愛する天然系お嬢様ヲタクと言った設定でしょうか・・・?
およそ平時の浦野さんには似つかわしくない、ツインテール姿からし
役に対するこだわりを感じられました(笑


ネルケものですから、そのストーリーは推して知るべし。
良く言えば『明朗快活な青春群像劇』
悪くは・・・あたしの口からは言えませんw


前回公演から変わったと言えば・・・。
コレも時流から仕方がないとは言え、あからさまなAKB48への迎合』
のっけから脚本にMIXが入っていたり、セリフとしてAKBの楽曲を使ったり。
主演を含め、演者の4/11が48グループの一員であるワケですから
これも致し方ないのかとは思いますが・・・。


浦野さん、出鼻でいきなり階段からすべり落ちるハプニング!
しかしながら・・・あたかもそれは台本でそうなっているのかと思わせる程
キャラ設定とも合っていたし、何よりソコからの繋がりが秀逸でありまして
女優としての片鱗を垣間見れた気はしました。。。


あまり多くを語れる程のスキルがあたしにはありませんが
単純に今回目を惹いたのは、音木役の西脇彩華さん
“ちゃあぽん”と呼ばれている、9nineの一員と言うコトで
すみません・・・全くその辺りの予備知識がありません(汗
お姉さんがあの方と言うのも後に知りました・・・確かに似てますね。
初舞台と言うコトでしたが、あまり気負った感じを見せるコトも無く
のびのびと演じている姿が、妙に印象深く感じました。


初日ですからね・・・割り引いて観る必要はあるのだと思います。
特にこの公演の売り物である、チアリーディングのシーンにおいては
若干苦労している印象を受けたのは、偽らざる感覚であります。。。


浦野さんにおいては、もう少し要求度の高い演技に挑戦して欲しい
コレは昨年の『ACT泉鏡花を拝見して以来、一貫したあたしの想いであります。