AKB48 『東日本大震災復興支援特別公演〜誰かのためにプロジェクト2013〜』
at AKB48劇場(18:30〜20:00)
二本柱の会枠当選→148番
14巡・上手立ち最前柱外1
●出演メンバー
相笠萌/石田晴香/伊豆田莉奈/市川美織/岩立沙穂
内山奈月/梅田綾乃/大森美優/岡田彩花/岡田奈々
北澤早紀/小嶋真子/小林茉里奈/佐々木優佳里/篠崎彩奈
高島祐利奈/近野莉菜/中田ちさと/仲俣汐里/中村麻里子
西野未姫/橋本耀/平田梨奈/藤田奈那/前田美月
松原夏海/村山彩希/森川彩香
●セットリスト
〜被災地支援活動の歩み〜(VTR) M1 誰かのために (ALL) 〜MC〜 M2 フライングゲット (伊豆田/中田ち/中俣汐/中村麻/藤田奈) M3 風は吹いている (伊豆田/小林茉/近野莉/中田ち/中俣汐/松原夏) 〜正規メンバー自己紹介〜 M4 真夏のSounds good! (伊豆田/小林茉/近野莉/中村麻/藤田奈/森川彩) M5 ギンガムチェック (小林茉/近野莉/中田ち/中俣汐/森川彩/松原夏) 〜MC〜 M6 BINGO! (研究生) M7 So long! (研究生) 〜研究生自己紹介・MC〜 M8 僕の太陽 (研究生) 〜MC〜 M9 掌が語ること (ALL)
『東日本大震災復興支援特別公演』
頂いたチケットにはそう記されております。
アイドルのライブのチケットとしては、いささか似つかわしくない堅い字面
そのコトが、今夜の公演を物語っているのかもしれません。。。
通いなれたはずの劇場ですが、今夜の空気はちょっと独特なモノでした。
インフォの中にはスタッフの他に、メンバーが2名常駐して募金のお手伝い。
あたしの時間は、推しである高島祐利奈さんがソコに立っていました。
本来であれば、笑顔で何か気の利いたヒトコトをかけるべきなのでしょうが
そんな雰囲気に呑まれたのか、やや不愛想に振る舞ってしまったと反省しています。
もちろん募金はさせて頂きました、推しの前なので若干の見栄を張って(汗
入場抽選時も公演中も、平時に比べたらずっと静かな印象。
それは・・・いわゆる『お地蔵さん』とは、全く別の事象だと思います。
今日と言う日の公演を、集まった全員がそれぞれに思いを感じていると言うのが理由の半分。
もうヒトツは・・・何らかの戸惑いを感じていたと推定します。
特別公演やかつての劇場開催イベントを含め・・・。
知る限り、あの劇場で開演前にovertureが流れなかったコトは無かったと記憶しておりますが
今夜は開場時に既に緞帳は開いており、暗転→即VTR映像の上映
そこから揃いのTシャツを身に着けたメンバーの登場、そしてM1『誰かのために』と言う進行でありました。
その誰かのためにですが・・・。
このプロジェクトを代表する楽曲にも関わらず、ワンハーフだったのは何とも残念。
他の楽曲はともかく、この曲だけは是非ともフルコーラスで聴きたかった。。。
M2が始まった時、この公演の趣旨を理解しました。
『そうか・・・コレは彼女たちが実際に被災地で行っている、その活動のおすそ分けなのだと。』
通常はありえない、5〜6名でのパフォーマンス。
そして・・・その人数でも、極力大きく見せる為のフォーメーション。
平時ではまずありえない組み合わせ、そしてセンターに立つメンバーの顔触れ。
あたしは十分に楽しませて頂きました。。。
後半は研究生による3曲のパフォーマンス。
何だろう・・・平時のR公演とは全く違う、躍動感に溢れていた気がします。
正直言ってフリはバラバラ、スタンスとか全く揃っていないのだけれど
でもね、いつも以上にピョンピョンと跳ねている感があって
それが何とも小気味いいんです!
彼女たちのもつ技量以上に、『伝えたいキモチ』が先行したのかな・・・なんて?
少々買いかぶりかもしれませんが(笑
特に・・・高島祐利奈さんのソレが素晴らしかった。
今夜の公演において、彼女は上手にポジションを取るコトが多くて
上手立ち最前のあたしとは、対面になる率がとても高かったんですね。
以前申し上げましたが、彼女はセンターを外れると若干お休みしちゃうキライがあったのですが
今夜に関してはそんな瞬間はゼロ、どの位置にいても全速力なのが嬉しかった!
そして『僕の太陽』においては・・・感極まってしまうシーンも。。。
イイのです!
劇場公演とはそう言うトコロ・・・時には感情を吐き出してイイのです。
終演後・・・あちこちから異口同音に聞かれたつぶやき
要約すると『期待していた公演内容・出演メンバーでは無かった』と言うコト。
ホンネを言えば、あたし自身も100%期待通りの内容だったとは言えません。
しかしながら、今日と言う日にこの場所で公演を拝見できた事実。
そして・・・震災復興と言う、みんなで取り組まなくてはいけない壮大なテーマの中で
微力ながらその輪に参加させて頂く機会を得られたコトに感謝をしています。
48グループの支援活動に対して、色々なご意見があるのは存じ上げております。
個々に事情が違うのですから、コンセンサスを得るのはなかなか難しいでしょう。
だからと言って、活動を躊躇してしまうのは悲しいコトだとあたしは考えます。
この苦難に対して、精一杯の行動を起こしている彼女達をあたしは誇りに思います!
誰かのために・・・。