初体験♪


思わせぶりなタイトルですが・・・(笑
実は、初めて裁判所に行って来ました。。。


って・・・もちろん、あたしは被告人ぢゃありませんから(汗


裁判の傍聴ってヤツです。。。
前々から、一度生の裁判を見てみたいという思いがありまして
機会をうかがっていたのですが・・・。
昨日、チケットを買った後wに時間が作れたので
秋葉原から日比谷線で一本の(爆 東京地裁に行って参りました。


ほとんど予備知識ゼロで行ったのですが・・・裁判所と言うトコロは
想像以上にあたしのようなPDをオープンに受け入れてくれる場所でした。


細かなディティールを書き始めると、4〜5日分くらいの文字数になるので(苦
かなり端折ってレポートして行きます。。。
もし、この駄文を読んで傍聴に興味を持たれた方がいたとするならw
個別におハナシしたいと思います。



●罪状:児童ポルノ販売(新件)


平たく言うと、幼児(推定年齢8歳〜11歳)のわいせつ映像が入ったDVDを
自宅のPCで複製してヤフオクで販売・・・初犯。
警視庁のサイバーパトロールに引っかかり逮捕されたらしいです。


新件と言うのは、今日初めて裁判が始まったと言う意味。
あたしにとってのデビュー戦ですから、流れを理解したかったので
更には・・・あまりヘヴィな内容のモノはキツいから(苦


この被告人は起訴事実をすべて認めているので、特に争点はなし。
検察が起訴状を朗読→証拠を示し被告人に証拠品を示す。
弁護側は本人の上申書・被告人の母親が書いた嘆願書などを読み
温情ある判断を引き出そうといった感じ。。。


40分あまりで結審・・・検察の求刑は懲役1年6月&罰金20万円&DVD没収


あっけないと言うのが正直な感想でした。。。



●罪状:覚せい剤・麻薬取締法違反(審理)


被告人は暴力団構成員。
過去2回の同罪での逮捕歴・・・前回は約4年間服役して、出所後9ヶ月程での再々犯。
ここでは被告人側の証人として、2人が証言台に立ちました。


1人目・かつての仕事の後輩、今は会社の社長
被告人が出所後、仕事を用意して更生の手助けをすると証言。


2人目・内妻と称する女性
やはり出所後、結婚して被告人を観察すると証言。


先の裁判と比べ・・・内容が内容なので全てが違いました。


1.裁判官の数→1件目は裁判官も検察もひとりでしたが
2件目は裁判官が3人、検察は2人プラス補助員のような人が2人。


2.法廷の大きさ→1件目はちょっとした会議室レベル
2件目は・・・横幅は劇場と同じくらいwありました
傍聴人席の数も当然違って、40人くらい入れます。


3.裁判官・検事・弁護士の口調→コレが最も違うトコロです。
1件目は裁判官も検事も若くて*1、被告人に対する物腰も
想像よりはるかにソフトなモノでした・・・。
全体の雰囲気も、まるで何かの会議のようで緊迫感はありませんでした。


対する2件目は、中央の裁判官がまさにドラマで見るような風体の方。
あとのふたりは若くて、ひとりは女性でした。。。
被告人に対する言い回しは・・・まさに犯罪者扱いのソレ。
当然、法廷内の緊迫感は1件目の比ではありません。。。


時間も・・・スケジュールでは1時間となっていましたが、30分近く押しました。



以上・・・全くまとまりませんが、ありのままに書きなぐってみました。
“百聞は一見に如かず”とはよく言ったモノで、実際に傍聴してみると
今まで判らなかったコトに、ずいぶんと驚かされました。。。
とりたてて傍聴をおすすめするキモチはありませんが
もし、ちょっとでも興味があるのなら・・・一度足を
運んでみると良いと思います。。。
最初にも言いましたが、裁判所は想像より敷居の低い場所です。
定められた規則さえ守れば、あとはそんなに堅苦しくもありません。


あたしはと言えば・・・決してハマったワケではありませんが
たぶんもう一度くらいは行くコトになると思います(笑

*1:推定30代前半