死生観

urano_kazumi2009-06-19



たまにはマジメなコトも書きます。


何と言うか・・・。
所詮はヲタの戯言を綴ったブログですから
思想・信条に関する様な内容は、意識的に避けるように
今まで書いて来たつもりです。
そのスタンスに関しては、今後も変えるつもりはありませんが
良い機会だと思ったので、真摯に生と死についての私見
語らせて頂きたいと思います・・・。



ご承知の通り、昨日臓器移植法・改正法案』衆議院における
採決が行われ、提出された4案の中で最も15歳以下の臓器移植に前向きな
A案が過半数を超える賛成票を集め可決しました。。。


あたしの意見は・・・基本的にはA案に賛成
ただし唯一の引っ掛かりは、一律に脳死=人の死』と言う解釈の部分
その運用に関しては、もう少し議論の余地がある気がしています。。。



あまりマクロなコトを言うと纏まらなくなるので・・・。
ココでは、あたし個人の考えと行動について書き記したいと思います。


日本で臓器移植法がスタートしたのが平成9年。
当初ドナーカードでは無く、自筆した専用のシールを健康保険証に
貼付するコトで、提供意思の有無を示したと思います。
無論、あたしは迷うコトなく“提供意思あり”と記入しました。。。


その想いは・・・今も全く変わっておりません。
不慮の出来事で脳死に陥った際、ヒトツでも使える臓器があるのであれば
何を躊躇うコトなく、摘出して欲しいと思っています。


『人様のお役に立ちたい』・・・そんなおこがましいキモチは微塵もありません。
ただ、機械に生かされる様な人生をあたしが望まないだけです。。。
脳死という状況に陥ってなお生き続けた場合、親族をはじめとする多くの皆様に
多大な労力と負担を掛けるワケで・・・。
極論を言えば、そんな生き方があたしはまっぴらゴメンなのです。
であれば・・・ヒトツのけじめとして、使える臓器を摘出して頂くコトで
あたしの人間としての幕引きが出来ると考えるのです。。。


以上・・・あくまで己に対する考えであり、他人様への意見ではありません。



二十年来の友人であり・・・今も無二の親友だと思っているベル@氏には
以前からヒトツのお願いをしてあります。。。


『もしオレが死んだら、遺影にはMVPの写真を使って欲しい』


無論シャレっぽく言ったコトバですが、意外とホンキです(笑
あたしがあたしらしく最期まで生きた証として、最も判りやすいのはあの写真。。。



そんな日が当分来ないコトを願っておりますが・・・。
良い機会ですので、遺言として残しておきたいと存じます。