新型スカイライナー試乗記

urano_kazumi2010-07-21

http://www.new-skyliner.jp/


実は・・・コレに乗るついでがあったので、昨夜は
SDN公演のメールを出したと言うのが正直なトコロ(爆
ゴメンなさい。。。


アウトラインオフィシャルサイトをご覧になって下さいw
巷で話題の、都心から成田空港への新しいアクセスルートである『成田スカイアクセス
それと、そのフラッグシップである“新型スカイライナーを体感して参りました。



行きは・・・色々考えましたが、一番安価なルートを選択w
春日部→(東武野田線)→新鎌ケ谷→(京成成田空港線)→成田空港


このあたしが・・・首都圏でも最も鈍足な野田線利用とかw
何しろ遅いよね、優等列車の設定も無く駅間が短くかつ単線区間まで存在して
線形も宜しくないので・・・大体75km/h位しか出せないし
まぁ、昨日に関しては後の俊足を思う存分体感出来るキッカケにはなりましたが。。。



新鎌ケ谷で高架の北総線ホームへ
ココはちょっとだけ説明が必要になりそうですが・・・。
鉄道会社には、その形態によって第一種・第二種・第三種と言う3つの事業者があります。
成田スカイアクセス京成電鉄が運営していますが、その線路や駅と言った施設は
北総鉄道のモノ*1であります・・・。
つまり、北総鉄道の施設を借りて京成電鉄の車両と運転手が電車を走らせているワケなのです。
更に言うと・・・成田空港まで行く電車は京成線 途中どまりの電車は北総線となります。
いわゆる“相互乗り入れ”とは全く違う形態なのです。
そこに・・・北総線に乗り入れて来た京急や都営の車両も入り乱れるワケですから
良く言えば百花繚乱ですが、カオスであるコトはこの上ありませんw





乗車したのは『空港アクセス特急成田空港行き』
特急とは言っても、特別料金のいらない通勤型車両であります。



車両はスカイアクセス用に新製した、京成3050型
ド平日の昼間ではありましたが・・・ギャラリーは多数おりましたw
アクセス特急は、北総区間も新線区間も基本的には120km/h走行なのですが
それでも十分に早いよね・・・線形が良いので気分がイイです。


今まで長いコト通過列車の無かった、新鎌ケ谷以北の区間
まだスカイアクセス開通から間が無い為かもしれませんが、各駅に進入する度にホーンの応酬w
こりゃ確かに、スカイライナーにミュージックホーンを積むワケですよね。。。





成田湯川駅にて撮影・・・画像が見難くて恐縮ですが
丸で囲った通過線の出発信号ですが・・・緑が2灯点灯しているのが判りますか?
これがいわゆる“G-G現示”、つまり高速(160km/h)で進んで良いと言う証なのです。
実際にこの撮影の後、モノ凄い勢いでスカイライナーが駆け抜けて行きました。





この画像が示しているのは・・・。
一見、複線の高架線を走行している様に見えますが
向かって左の線路がJRのモノ・・・つまり線路幅1,067mm
バラストがまっさらの線路が、今回新しく敷設された線路幅1,435mmの京成用
元々は成田新幹線を通すための場所だったので、仲良く半分こしてるんですね
実際に仲が良いのか否かは存じ上げませんw





さぁ・・・やっと真打のお出ましでありますw
なにぶんにも、今般のスカイライナーが生まれた複雑な事情を説明するには
ヒトコトでは言い尽くせないヒストリーがあるワケで。。。
そんな理屈を抜きにして・・・素直にカッコいいですよね?


実際、現車を目の前にしてもカッコいいと思います!
まずはカラーリングが素晴らしい!!
このAE型車両が誕生するにあたり、その企画段階から携わったと言う山本寛斎
特にボディカラーにはこだわったらしく、ご自慢の藍色は確かに美しい。
高速走行を意識するがゆえ、どうしても先頭形状は新幹線のソレに似てしまうのでしょうが
あたしはこのデザイン、とても良いと思います。。。


















後日追記予定

*1:正確に言うと小室を境に違いますが