NMB48 3月4日『青春ガールズ』研究生公演

urano_kazumi2013-03-04

at NMB48劇場(18:30〜20:40)


一般枠キャンセル待ち16番→J列20番



●出演メンバー
明石奈津子/石原雅子/川上千尋/古賀成美/渋谷凪咲
嶋崎百萌香/高山梨子/照井穂乃佳/中川紘美/西澤瑠莉奈
西村愛華/林萌々香/松岡知穂/松村芽久未/三浦亜莉沙
山尾梨奈



冒頭からネガティブな発言で恐縮ですが・・・。
一度だけDMM映像で拝見した、この研究生公演の評価は決して高くなかった。
簡潔にいうなら『緊張感を感じられないステージ』
あたしにとって、3期生公演がとても魅力的なモノであった為
悪い意味でその印象が強く残っておりました。
そんな先入観を極力捨て去り、ニュートラルな目線で公演を観たつもりですが
ゴメンなさい・・・やっぱり感想はDMMのソレと同じでした。



無論、全てが悪いとは申しません。
この公演においてキャプテンシーを発揮している中川紘美さん!
先輩研究生として、一日の長を十分に表現出来ていると思います。


今のトコロ、研究生公演にフル出演中の山尾梨奈さん!
ひときわ小さな身体を必死に揺らしたダンス、決してキライではありません。
彼女はMCの廻しも上手だし、今後に期待が持てる存在だと言えるでしょう。。。


パワフルなBlue roseを魅せてくれた石原雅子さん!
今夜が公演デビューとは思えない、ダイナミックな身のこなしと背徳の表情
大物の片鱗を感じさせました。


そして・・・同じく公演デビューだった松岡千穂さん!
正直言ってダンスは素人のソレ、危なっかしさ満載でありましたが
それでも、精一杯表現したいと言う想いだけは伝わって来ました。
思い起こせば・・・公演デビュー当初のまゆゆも似た様なレベルでありまして
その比較が全く意味を持たないコトを承知の上で、あえて引き合いに出してみました。



申し訳ないけれど、その程度しか印象に残っておりません。
みんな常にニコニコ、それは確かにアイドルとしては大切な要素。
笑顔でパフォーマンスする姿は、微笑ましいと言えるのかも知れないけれど
ココは劇場公演の舞台・・・ホントにそれでイイのでしょうか?
常々申しておりますが、別にダンスやらヴォーカルやらのレベルは問うておりません。
構わないのです・・・下手でも失敗しても、ソコに必死さが伝わって来るのなら
彼女たちが必死じゃないなんて言わないけれど、どうしても緩さは伝わっちゃうよね。
少々コトバが過ぎるかも知れませんが・・・。


同情の余地はあると思います。
コレはNMB48に限らず、博多以外の研究生諸氏に共通して言えるのでしょうが
何を目標にして日々を過ごすのか、具体的につかみ難いスキームの瑕疵があると思います。
カワイイ衣装を着せて貰えて、曲がりなりにもスポットライトを浴びられたなら
その時点で満足感を得てしまうのは、ある意味当然なのかも知れません。
以前とは違い、我々の様な口うるさい面倒な客も少なくなった様ですし・・・。


48G自体が転換点を迎えている今、最後の砦は劇場公演にあるとあたしは信じています。
パフォーマンスレベルで言ったら、既に彼女たちを超越している集団が出て来ているのは理解していますが
それでもなお・・・一流の人達がモノ造りをして、専用劇場を持って活動しているアイドルグループと言えば
世界中見渡してもココにしか無いワケで、そのボトムを担っているのは研究生であるのですから
手を抜かない
いや、彼女たちに手を抜かせない様に目を光らせて欲しい・・・。



期待を持っているからこその苦言であります。。。