CORNFLAKES 第10回公演『博士と太郎の異常な愛情』7月30日千秋楽公演

urano_kazumi2013-07-30

at 俳優座劇場(13:00〜15:30)

http://www.cornflakes.jp/


13列5番


●作・演出
堀江慶


●出演
山田悠介
市道真央/高木万平/浦野一美/沢井美優
山岸拓生/河原田巧也/北代高士/高田郁恵/永山たかし/土井よしお


〜あらすじ〜

映画学校に通う坂本太郎山田悠介)は、監督する映画にかかる費用を
手っ取り早く稼ぐため、7日間で50万円という「睡眠実験」のアルバイトに応募する。
目隠しして連れてこられた研究室はたくさんのドアがある奇妙な倉庫・・・
そこには太郎の他にもたくさんのモルモットたちがいた。
決められた時間に眠って、夢を見てくれれば後は何をしていてもいいと言う。
しかし、モルモットたちの夢の中に幾度となく勝手に登場してくる謎の男、
溝ノ口博士(土井よしお)が強引なまでに推し進める「愛」の人間行動学を体験することで、
過去のトラウマを徐々に丸裸にされ、気がつくとノイローゼすれすれのモルモットたち。
やがて彼らの夢の中にしか現れない溝ノ口博士こそ、この実験の主宰者だったと知った時
彼らに審判の日がやってくる。
果たして溝ノ口博士の本当の目的とはいったい何なのか!?
モルモットたちの運命やいかに・・!?

俳優座劇場を訪れるのはなんと8年ぶり・・・。
前回は05年12月、田口浩正さん主演の『10か月〜The Last 10months〜』と言う舞台。
あたしがAKB48に傾倒する直前、阿井莉沙さん目当てでの観劇でありました。。。
浦野さんの演技を拝見するのも、実は結構なインターバルでして
一昨年10月の『中野ブロンディーズ』再々演以来ですから・・・。


あらすじの通り、この舞台のプロットはファンタジー
浦野さんの役どころと言えば、魑魅魍魎集まる男子モルモットの中に
ポンと一匹投げ込まれた紅一点。
当然の様に複数の男子から色目を使われる、そしてその中のヒトリとただならぬ仲に・・・。
千秋楽ゆえ、数多くのアドリブが飛び出していた模様。
その中には『シンディ』と言うセリフも飛び出し、それは浦野さんが共演者陣に溶け込み
素の彼女が持つ個性が認識されていた結果だと思われます・・・。


失礼を承知で、決して恋愛偏差値が高いと思われない浦野さん(笑
でも、このテの恋多き女性”役を演じるのは上手だと思います。。。
現実と演技の狭間に何があるのか、あえて無粋な詮索はしません。


贔屓目抜きで・・・舞台映えはするよね。
例によってあたしは演劇に関してはド素人なので、的を射ぬ論評かも知れませんが
声が大きく滑舌がしっかりしていて、表情が判りやすくコロコロと変化する。
イコール舞台で動き回っていても、すぐにその存在を発見できる


ザッツオール!!
返す返すも、素人のあたしにはそれで十分
アフタートークで本人からも発言がありましたが、演技はあまり得意ではないとのコト。
正直なハナシ、あたしも観劇は苦手です(汗
しかしながら舞台の上はホンキ度が白日の下に晒される場所。
浦野さんにとっても、我々ファンにとっても
お互いに今の自分を知る機会としては、あるべきカタチなのだとも思いました。



あらためて・・・イイ演技でした、お疲れ様♪