舞台『DUMP SHOW!』 8月12日大阪公演(星)・ソワレ

urano_kazumi2011-08-12

at サンケイホールブリーゼ(19:00〜20:45)


FC先行発売→1階A列17番


●脚本・演出
堤泰之


●出演
倉持明日香/大家志津香
大堀恵/浦野一美/梅田悠/加藤雅美/チェン・チュー
長谷川桃/Erika Sato/37☆(SANA)
NANA/仁科仁美
西岡徳馬



倉持明日香大家志津香


今公演最終出演



自身4度目の観劇となる『DUMP SHOW!』
スケジュール的には相当タイトながら、どうしても観たいと言う衝動は抑えられず
はるばる梅田まで出向かせて頂きました・・・。
コンサートであれば特等席である、最前列のほぼどセンター!
コレが観劇となるといささか不向きではありますが、今夜に関しては結果オーライ
西岡さんのタバコの煙はもちろん、メンバーがつけているフレグランスの微香まで
きっちりと感じられるポジションにて、公演を堪能させて頂きました。


星チームの倉持・大家にとっては、これが最後の出演機会
アドリブがポンポンと飛び出すあたり、それは完全に大千秋楽の仕様
共演の皆様と息が合ってこその芸当であり・・・我々にとっては嬉しいサービス!
あるシーンにてNANAさんから投げられたバトン、淀むコトなく拾い上げるしーちゃん
この公演中確実にスキルを上げて来た、その結果を垣間見られた気がしました。


最も大切と言っても過言でないセリフを噛んでしまった倉持
大堀ねぇさんのコミカルな演技を受け、完全にツボに嵌って堪え切れなくなった大家
そして・・・涙のシーンで、演技を超えてガチ泣きモードの2人

舞台人と言う眼で見たなら、それは決して褒められるコトでは無いけれど
人間・倉持明日香 人間・大家志津香と言う目線では、微笑ましくも思えたり
この部分においては、甘口評価になってしまうコトをお許し下さい。。。
だってさぁ・・・スキなモノはしょうがない(笑


個人的に思うトコロがあり、浦野さんの演技に関しては特に厳しく観察したつもり
己の感覚を信じ、眼を最大限に見開いて。。。
そんな前置きを言うまでも無く、この公演に関しては満足の行く出来でありました。
刻々と変わる表情、間の取り方・合わせ方・・・その全てにおいて気合いの高さを感じられるモノ
今公演において初めて納得の出来る演技でありました。



AKB48×SDN48と言う構図
個々のメンバーが本来持つキャラクターに対する、あからさまなアテ書き

そして要所要所にちりばめられた、笑いを取る為の数々の装置・・・。
想定されるメインターゲットである、AKBSDNファンに対する明らかな迎合であり
初見の印象として、あまり好意的には受け取れなかったのですが。。。
今夜の公演に関して言えば、そんなコトは取るに足らない一面であり
どのメンバーからも感じられる、良い意味での緊張感とユーモアのセンス
そして大御所たる西岡徳馬氏の、重厚でありながらも決して高圧的ではない
観客のココロにしっかり響く演技・・・。
脇を固めて下さる仁科さんとNANAさん、そしてポールダンサーのお三方
その全てが混然一体となった姿を拝見出来たと感じております。


何度も申し上げておりますが、あたし自身は舞台演技に関して全くの素人
本来・・・おこがましくも、この様な批評を出来る立場にはありません。
しかしながら、自身の記憶の整理をする意味であえて書き残しております。
ご理解を賜れれば幸甚に存じます。。。



『わざわざ大阪まで出向く価値が十分にあった・・・。』



結びのコトバに代えさせて頂きます。