STU48 『瀬戸内7県陸上公演ツアー@広島』3月13日公演

urano_kazumi2018-03-13

at ゲバントホール(18:30〜20:20)


STU48Mobile会員先行枠当選→F列18番


●出演メンバー
石田千穂/石田みなみ/磯貝花音/市岡愛弓/今村美月
岩田陽菜/甲斐心愛/門脇実優菜/榊美優/佐野遥
田中皓子/土路生優里/福田朱里/藤原あずさ/森香穂
薮下楓
●卒業発表
張織慧


●セットリスト

M01 思い出せてよかった
M02 NEW SHIP
M03 オーマイガー!
M04 12秒
 
〜自己紹介MC〜
 
M05 非全力
M06 片想いの入り口
M07 誰かがいつか 好きだと言ってくれる日まで
M08 僕たちはシンドバッドだ
 
〜MC〜
 
M09 清純フィロソフィー
M10 メロンジュース
M11 大声ダイヤモンド
M12 言い訳Maybe
M13 僕の太陽
 
〜MC〜
 
M14 瀬戸内の声
 
Ec1 前しか向かねえ
Ec2 少女たちよ
Ec3 君のことが好きだから(広島ver.)
Ec4 STU48(広島ver.)
 
〜MC〜
 
E5 暗闇


STU48と言う、新たな48姉妹グループが産声を上げた日。
それは昨年3月19日のコトであったとか。
これまでの新グループ立ち上げ時には、概ねデビュー後半年以内に
そのフランチャイズたる地に赴かせて頂いておりましたが・・・。
このSTU48に関しては、やや1年のインターバルになってしまいました。


正直・・・彼女達に対する予備知識は実に乏しいモノ。
今夜出演のメンバーに限定すれば、顔と名前が完全一致するのは数名。
昨年の紅白に出演した土路生さん、センターと双璧を成す立ち位置にいる岩田さん。
(浦野)チームBで言う“はるごんポジ(笑)”とお見受けする甲斐さん。
そして・・・福田朱里さん、彼女には手紙を仕込んで挑みました(笑


会場となる『ゲバントホール』
間口があまり広くなくて、栄の旧劇場と同じくらいのイメージ。
ソコにギッシリと座席が詰め込まれておりました。
多目的ホールですが、どちらかと言えばピアノだったり管弦楽アンサンブルに寄せた仕様。
およそ48Gの公演には似つかわしくない、なんとテラス席まで備わっていたりして
流石にソコは未開放だろう思っていたら、しっかりヲタクが詰め込まれていてビックリ(笑
そんな構造なので天井がとても高く、あたしが良く言うトコロの“劇場感”は正直薄めですね。
サイズ感は・・・まずまずだと思いました。


STU48結成以来、初となる『瀬戸内7県陸上公演ツアー』
実質的な劇場公演として、既成事実化して行くのではないか?
そんな淡い期待をしておりましたが、残念ながら陸上公演と劇場公演は別物でありました。


そのココロは・・・セットリストにあります。
一見して判る通り、各姉妹グループが持つ鉄板曲と彼女達の持ち歌を寄せ集めただけ。
これはウェイティング公演ですら無いよね。
このグループを仕切っているのは、他ならぬ山本学さんですよね?
B2ndの千秋楽で、パジャマドライブ公演を指して『次の公演は神公演になります!』と豪語した
あの学クンが仕切っているとは思えない所業、ちょっと悲しくなりました。


でも・・・冷静に考えれば然もありなん。
平日の公演、しかも広島と言う場所柄もあって
首都圏から出張って来たと思われるのはあたし位で、その多くはローカルと思しき皆様。
誤解を恐れずに言うなら、地元に芽吹いたグループを育てて行こうと言う世代。
既存の劇場公演曲より、純粋に沸けるセットリストの方が好まれるのでしょうね。
願わくば楽曲由来のパワーに頼り過ぎず、自分達なりの表現方法を見つけて欲しいと思いました。


コレは他の方の論調にもあったのですが・・・いわゆる“レス”は全般的に薄め。
あたしが座っていたのが6列最上手ですから、そもそも距離で負けてはいたのですが
イチバン判りやすいSTU48における“指クル”では、どのメンバーの指先も空を切っているだけ。
このあたりは賛否両論でしょうが、もっと目の前の敵を一人ずつ倒しても良いのでは?


甲斐心愛さん!
この陸上公演においては本日が初演、任されたポジションが1stと言うコトで
彼女のパフォーマンスは弥が上にも目線に飛び込んで来ます。。。
前述の予備知識では、MCなどガンガン前に出るタイプのメンバーだと思っていましたが
コレがヒトコトも発せず、まるで借りて来た猫の様な佇まい・・・。
その風情が逆に気になって、にぎやかメンバーにありがちな影を背負ったコなのかと案じていたら
初演とポジションの重圧で極度の緊張状態だった模様、最後のMCで告白してくれました(笑
今夜の公演で、イチバン気になるパフォーマンスを披露してくれたのは彼女であります!


苦言めいた感想に終始してしまった感がありますが、それも期待の裏返しとご理解願えれば幸甚。
メンバーはそれぞれ一生懸命でしたし、我々のご馳走である“フレッシュ感”も十分感じました(笑
彼女達のこれからに期待したいと思います。。。