『何もわからない』

例の発表から二晩が経過しました・・・。

当然のコトながら、各所で様々な意見が発信されています。
メンバーからも、思いの丈を綴った文面が続々とリリース。
可能な限り拝見したつもりです。
支配人からのエクスキューズも読ませて頂きました。
その上で、あえてヒトコトにまとめると
それは・・・『何もわからない』

何もわからないので・・・。
この件に関して、憶測でモノを言うのは極力慎みたいと思います。
これまでの感想と、これから先に対する展望。
以上2点に絞って、なるべく簡潔に申し上げたいと思います。

2009年8月、鳴り物入りでデビューしたSDN48
その時点に於いては、コンセプトの通りAKB48とは異質の存在。
それは公演然り、ファンの応援スタイル然り。
文字通りオトナの空間であり、多少なりとも上質な空気が流れていました。

今はどうでしょうか・・・？
『劇場のお留守番係』と言ったら語弊がありますが
かつての研究生公演同様、コマを埋める為のチームに成り下がっているのは
逃れ難い事実だと思うのです。。。
支配人のコトバに『公演倍率もあがらず』と言うヒトコトがありましたが
2年以上何のテコ入れも無いのに、倍率が上がる方が不自然なワケで
行き詰って行くのは自明の理、ソコは大いに反省をして頂きたい。

我々サイドにも反省すべき点はあります。
初期の応援姿勢の中で、一部AKB流を持ちこんでしまったのは事実であり
その一端は、あたし個人にもあると思っております。。。
時を経て、『SDN古参』なんて呼ばれるジェネレーションが生まれ
その一部には・・・暗にAKB48を批判的に扱う様な論調が聞かれたり
AKB48の成功があってこそのSDN48だと言う、客観的な事実すら捻じ曲げられた
あまりに思い上がった思想も、大きな反省材料であると思います。

つまり・・・。
本来あるべきコンセプトを忠実に生かせず、漫然と2年数ヶ月を送ってしまったコト・・・。
SDN48らしさと言う、確固たるアイデンティティが築けなかったコト。
更に言うならば、SDN48から誰もが認めるスターを輩出出来なかったコト。
このあたりが、今般の結果に至るトリガーだと思っております。
無論もっと大きな、いわゆる『オトナの事情』があるのは察して余りありますが
前述の通り、憶測での発言にしかならないので遠慮しておきます。。。

展望・・・と言うより、個人的な願望ですが
まずは『AKSメン』と呼ばれる、外部事務所に所属していないメンバーに対して
手厚いサポートを施して頂きたいと切に願います。。。
正直言って、その全員がこの世界に残れるなんて全く思っていないし
厳しい言い方かもしれませんが、全員を救う必要は無いと考えます。
しかしながら、SDN48に全てを賭けて必死に光り輝こうとしていたメンバーが
少なからず存在しているのは、恐らく誰もが一致した見解だと思うのです。
年齢的にも社会的立場においても、様々な犠牲を払って来た方達ですから
その部分の論功行賞は、必ず実行して頂きたいと思います。
ひいては・・・その部分から何がしかの営業成果も得られるでしょうし
コレは、単なるセンチメンタリズムで終わって欲しく無い側面であります。

浦野さんに関して・・・。
ココからは、ファンであるあたしの完全なエゴになると思います。
だってさぁ・・・四の五の言っても、ファンはファン目線でしか
物事を見据えるコトが出来ない生き物なのですから（笑

劇場に残って欲しい・・・それが例え惨めなカタチであったとしても。
かつて、秋元センセイが言ったコトバを思い起こして頂きたいのですが

『同期のメンバーが出世して、劇場を飛び出して外の世界で活躍していても
浦野だけはずっと劇場にいて、劇場公演を守っている。
そして、浦野の誕生日になると・・・みんな集まってお祝いをするみたいな。。。』

極論を言えば・・・48グループに残らずとも、劇場公演には出演出来る。
そんな新しい枠組みでも、あたしは良いと思っています。
半分スタッフ的な立場ながら、現役のパフォーマーでもある
今ふたたび・・・プレイングマネージャー的な発想もアリなのでは？

返す返すも・・・コレはファンであるあたしのエゴかも知れません。
それでも、浦野はあの劇場から離れるべきでは無いと思っております。。。

今言えるのはコレくらいでしょうか・・・。
色々申し上げましたが、お題目は発表してしまったモノの
来年3月31日までのロードマップは、何も決まっていないと言うのが
オチの様な気もしています・・・コレは憶測ですがw

あたし個人は、特にスタンスを変えるつもりはありません。
『これを機に身を引いてもらいたい』と言うご意見があるとか無いとかw
それは無理な相談・・・だって、これから見所がイッパイなのですから♪