SDN48 コンサート『NEXT ENCORE』

urano_kazumi2012-03-31

at NHKホール（18:00〜21:45）

SDNモバイルFC枠当選→2階C12列14番

●出演メンバー
1期生（20名）
穐田和恵/今吉めぐみ/梅田悠/浦野一美/大河内美紗
 大堀恵/甲斐田樹里/加藤雅美/河内麻沙美/小原春香
 近藤さや香/佐藤由加理/芹那/チェン・チュー/手束真知子
なちゅ/西国原礼子/野呂佳代/畠山智妃/三ツ井裕美
2期生（13名）
相川友希/亜希子/伊東愛/大山愛未/木本夕貴
 KONAN/たかはしゆい/津田麻莉奈/奈津子/福田朱子
 藤社優美/細田海友/松島瑠美
3期生（6名）
光上せあら/駒谷仁美/尻無浜冴美/シヨン/戸島花/miray
●ゲストご出演
みのもんた/イジリー岡田

●セットリスト

M01　佐渡へ渡る
M02　MIN・MIN・MIN
M03　やりたがり屋さん

パイプオルガン演奏〜寸劇

M04　Saturday night party
M05　Never!
M06　Black boy

〜寸劇〜

M07　天国のドアは3回目のベルで開く
M08　I'm sure.

〜寸劇〜

M09　オールイン
M10　カシャーサで自白する
M11　普通のあなた
M12　クリクリ

〜寸劇〜

M13　愛よ 動かないで
M14　口説きながら麻布十番 duet with みの もんた

〜寸劇〜

M15　カムジャタン慕情

〜寸劇〜

M16　春色の翼 
M17　愛、チュセヨ
M18　土砂降りロンリーナイト
M19　アバズレ
M20　エロスのトリガー

〜寸劇〜

M21　誘惑のガーター
M22　Best by・・・
M23　じゃじゃ馬レディー

〜MC〜

M24　おねだりシャンパン
M25　淡路島のタマネギ

〜なちゅMC〜

M26　ガンバリーナ
M27　Everyday、カチューシャ (SDN48 ver.)
M28　上からナツコ
M29　1ガロンの汗

〜MC〜

M30　愛されるために

〜パイプオルガン演奏〜


☆アンコール☆


Ec1　GAGAGA
Ec2　逃避行
Ec3　ヴァンパイア計画

〜MC〜

Ec4　孤独なランナー


☆ダブルアンコール☆


WEc1 負け惜しみコングラチュレーション

〜MC・メンバー全員称呼・キャプテンより卒業宣言〜

WEc2 終わらないアンコール
WEc3 孤独なランナー


☆カーテンコール☆

『涙雨』と言う慣用句はよく使われますが・・・。
今日の東京に関しては、『涙嵐』とでも言うべき状況
彼女達の処遇に憤るSDN48ヲタクのいかずちが、そのまま天気に反映した様な
そんな空模様とは一転・・・館内に入れば外の様子は微塵も判らず

初めて秋葉原48のパフォーマンスを観てから2283日
浦野一美と言うメンバーを意識したその瞬間から2250日
あたしにとって・・・今日と言う日は卒業式と言うよりは葬式に近い感覚
コレばかりは個人の感想なので、特に同意を求めるモノではありません。

率直な印象として・・・とにかく長い、長過ぎた。。。
チケットの確保が出来なかった方に対しては、誠に申し訳なく思いますが
ホンネの部分でこの感想を持った方は、決して少なく無かったのでは？
開演が20分以上押したのは仕方が無いと考えても
終演が21時45分・・・実公演時間で3時間30分
その時間以上に、なんとしても長いと感じてしまう構成のあれこれ

『最初で最後のコンサート』

ゆえに・・・一切合切を詰め込むしか無かったのでしょうが
そうなれば、どうしても間延びした印象を受けるのも事実でしょう。
前半に何度も繰り返し現れた寸劇もいらない！
SDN48でしょ？　1stコンサートとは言え、劇場公演を300回以上も務めて来た
エンターテインメントに関して、一定の修業を積んだ集団ですよね？
だったら、もっと直球勝負で良かったとあたしは感じています。

更に言うと・・・オーラスの“孤独なランナー”もいらなかった！
『湿っぽいまま終わりたくない』と言う配慮は、もちろん理解出来るのだけれど
そもそも卒業だの解散だのって、それ自体が湿っぽいモノなんですよ・・・。
いくらキレイごとを並べても、先が見えていないメンバーが過半なワケで
その想いを洗いざらいぶっちゃけたまま、グジャグジャになって終わる方が
余程リアリティを感じるし・・・ファンに刺さると思うのです。。。

最期くらい無粋なコトを言うな・・・。
そんなご意見が大半だと思われる中、あえて述べさせて頂きました。
その軸の定まらなさ具合が、SDN48と言うユニットを短命に終わらせた一因だと
あたしは今でも思っておりますので。。。
無論コレはメンバーだけでなく、我々ファンサイドにも原因の一端はあるし
何よりアドミニストレイションの失策が大きいのですから。。。

そんな・・・厳しい感想はココまで
ココからは、印象に残った点をランダムに書いて参ります。

・なちゅと西国原さんの存在
どう考えてもアイドルを名乗るには異端児過ぎるw
この2人がSDN48にいてくれて、ホントに良かったと再認識させられました。

グランドピアノの調べに乗せた、西国原さんの“愛よ動かないで”
見事としか言い様がありません・・・コレばかりは劇場公演至上主義を掲げるあたしでも
あの場では決して表現出来ない、ホールコンサートならではの美点が
存分に発揮されていたと言えるでしょう！
そして・・・なちゅが率いた“淡路島のタマネギ”
本来、決してそのノリに乗じてはいけない、警備スタッフさんをも巻き込んだ
文字通り会場がヒトツになった、熱い熱いパフォーマンス！！
キミがいてくれたからこそ出来たんだ・・・エラかったよ。。。

・全メンバー39名の称呼
この時間が・・・イチバン苦しかったかな
それ以上は何も言えません。。。

・SDN48キャプテン・野呂佳代さん
誰よりも野呂さんが泣き虫なコトは、以前から存じ上げておりますが
そんな彼女が気丈に語ったメッセージ・・・。

『私たちSDN48は、AKB48みたいにたくさんの大きな記録は残せなかったけれど
皆さんの記憶に残るチームでいさせてください。』

そして・・・誇り高く宣言をした

『これにて私たちSDN48は卒業します。ありがとうございました。』

この瞬間、あたしのココロの中に何か大きな想いが去来しました。
よく走馬灯のようにと言いますが、まさしくそんな感じ・・・。

ココで終われば美談なのに・・・。
去り際にひと笑い起こすハプニング、この期に及んで笑いの神が降臨する
あなたってヒトは、やっぱり何かを持っているんですね（笑

・浦野一美さん
正直言って、SDN48に加入してからのあなたのパフォーマンスには
納得しがたい瞬間が少なからず見受けられました。。。
例によって上手い下手を問うているワケでは無く、ひたむきさや必死さの問題

でも、今日のパフォーマンスは最高でした！！
2階席の後方から観ていても、ステージのあなたを見失うコトが無い
それは・・・終始あなたがパフォーマーとしてのオーラを発し続けたから
そうであると信じております。。。

2012年3月31日　20時45分　於NHKホール
『SDN48』は完全終了しました。
来年、再度メンバーを集めてコンサートをする旨の発表があった様ですが
そんな甘言、現時点ではあまり聞きたいとは思わない一報。
無論・・・一年後の再結集を否定するモノではありません。。。

終わりは終わりなのであって・・・。
間違っても『卒業おめでとう！』だなんて、あたしはとても口に出せません。

でも・・・これだけは言えます。
『皆さんのコトを誇りに思います・・・そして、幸多かれ！！』