今日のおでかけ(4/8行動分)

urano_kazumi2013-04-09



束の間の連休を手にしたあたし・・・。
例によって“なんちゃら50弱(C)”のチケットセンターは全くの音無しorz



そうだ、旅に出よう!



思い立ったのは前日の深夜・・・と言うより、むしろ当日の早朝w
使い慣れたJTBの時刻表を片手に、あれやこれやと思案するコト数十分。
最大限ワイドパターンで考えれば、秋田を経由して札幌なんてプランもあるのですが
さすがのあたしでも、当日の思いつきで海を渡ると言うのもいかがなモノかと思うし
何より資金的にも厳しすぎる。。。
そんなワケで、安価かつイージーな結果が以下の通り
えぇ・・・目的は列車に乗るコトのみ、それ以外に一切の事由は存在していませんw



鬼怒川温泉までのスペーシアに関しては端折ります。
既に何十回も乗った車両ですし、今更述べるまでも無く快適そのもの。
あたしの斜め前のボックスからは、ビジネスマンらしき方達の英語の会話が聞こえて来たり
他方後ろのグループは中華系らしく、賑やかな会話が終始鳴り止まない(苦
まさにこの路線・この車両の面目躍如、ちょっと嬉しいキモチになりました。


鬼怒川温泉から先、野岩鉄道を経て会津鉄道会津田島までは電化区間
しかしながら・・・数年前からこの区間には、会津若松まで直通の気動車が乗り入れており
今はAIZUマウントエクスプレスと言う名前で快速運転されています。
今回のメインディッシュがコレでして・・・。
首都圏では希少な気動車列車であり、なおかつ優等列車と言う括りではココくらいなのかと。。。


以前は名鉄北アルプスのおさがり車両で運用していたのですが、今はありがちな軽快気動車での運行。
列車によってはスペーシアから乗り換えても見劣りしない、リクライニングシートを装備した車両もあるのですが
この日あたしが乗車したのは、残念ながらそれとは違うAT-650型。
それでも転換クロスの座席は十分なモノですし、何より最前列は運転室越しの全面展望があるので満足(汗


前述の通り軽快気動車なので、山間部でも電車と遜色ないレベルでグングン進んで行きます。
その感覚はまさしく大型バスのソレだよね・・・かつての気動車の様な悲壮感(?)は全くありません。
中立から前進にノッチを入れた時の、軽く“ドン”と感じるショックなんて
全く以って自動車のオートマチックそのものなのですから。。。


いわゆる未成線だった野岩区間は、ご多分にもれずその区間の過半がトンネルで占められていて
景色に特筆すべき点が無いのは残念なトコロ・・・。
対照的に旧国鉄会津線を転換した会津鉄道線内に入ると、鄙びた山村の風景が広がって
それなりに旅情を感じられます・・・途中、風花なんか舞っているのもおあつらえ向き。
前述の通り優等列車なので、ローカルの小さな無人駅は通過して行きます。
春日部を出て会津若松まではわずか3時間30分、文字通りの小さな旅でありました。



会津若松にてハプニング発生!
強風の影響で磐越西線が運転見合わせ中・・・復旧の見込みが立たないとのコトorz
辿ったルートを逆走するのは可能だったのですが、鑑賞目的で列車に乗る以上ソレは避けたい。
更に言うと事情が変わって、16時までに東京に戻りたい事情が発生したので←


鉄道がNGなら他の移動手段に頼るしかない。
そう思い急遽調べると・・・やっぱりありました、“高速バス”と言う選択肢
しかもほぼ1時間ヘッドで運行、次の出発は50分後とおあつらえ向き。
駅前に一軒だけ開いていた食堂で、サクッと名物のソースかつ丼を食した後バスターミナルへ移動
電車乗りが高速バスに乗るとか敗北ですが、この事態であれば致し方ない。。。
若松〜郡山間はほぼ1時間、当然ながら高速道路も強風が吹きすさんでいたハズですが
その間ずっとフテ寝をしていたので良く判りませんw
とにかくローカルの磐越西線と大差ない所要時間にて、無事郡山の駅前に到着しました。



ココで本日2度目のハプ発動!!
なんと東北新幹線も一時運転を止めたらしく、大幅にダイヤが乱れているとか
しかも気づいたのは券売機で指定席券を購入した後・・・なんだかなぁ〜〜〜
窓口で購入すれば教えてくれたのでしょうが、券売機には遅れの情報が反映しないんだよね。
このケース、もちろん依頼すれば変更して貰えるのですが
こんな時の窓口の混雑はお察しの通り、並ぶのも面倒なのでそのままホームへ
駅員いわく、概ね当初時刻から30分のディレイであるとのコト。。。


モノ好きなあたしですから・・・購入したチケットは“やまびこ”では無く“つばさ”のモノ
つまりこの区間、青森方面から来る本来の東北新幹線にプラスして
山形新幹線秋田新幹線と言う新在直通・・・いわゆるミニ新幹線を併結した列車があるのです。
本来の新幹線車両ではなく、一回り規格の小さいそちらを狙ったと言うコトなのです。


前述の通り16時までに東京到着を目指す手前、選り好みせず到着した列車に黙って乗ろうorz
そんな決意のあたしに神が舞い降りました←


通常やまびこ号に使用されるE2系は10両編成
しかし・・・次に到着する予定のやまびこ214号、掲示板では17両と表示されています。


『ん? やまびこなのに17両編成ってどういうコト???』


確認を取ったワケではありませんが、恐らくその答えは以下の通り。
件のダイヤ乱れの関係で、山形方面に行くコトの出来なかったつばさ号用のE3系車両・7両編成”
この編成の回送目的で、本来E2系10両のやまびこにE3系7両をくっつけて17両編成に・・・。
そのコトを裏付けるかの如く、後方11号車から17号車はロザを除きすべて自由席扱いに
あたしにとってはまさしく渡りに船(笑
前述の通り、払ってしまった指定席料金の510円は損してしまいますが
本来の目的であったE3系に乗れたのですから・・・しかも入線して来たのは最新の2000番台L編成。
フルカラーLEDの行先表示機にやまびこと表記が出るのは割とレアなハズ、写真撮っておけばよかったw


乗車したやまびこ214号、実は各駅停車のバージョンでありまして
途中の小山で後続の速達タイプに抜かれると言うアナウンス・・・。
快適な旅を楽しんでいたので残念でしたが、宇都宮においてトランジット。
後続のやまびことして入線して来たのが、最新のE5系と言う本日3度目の嬉しいハプニング!!!
前述の通り、この列車のモノでは無いものの、指定席券を持っているあたしは
指定席車両の空いている座席に堂々と着席。。。
ほどなく女性車掌が検札に来たので・・・『ココ座ってイイよね?』と確認すると
『ご迷惑をお掛けして申し訳ございません、どうぞお使いください』と丁重な対応
速達列車なのでワゴンサービスも登場、お約束のスジャータ発動w



実を申しますと・・・東北新幹線に乗車するのはコレが初めての経験。
前回の上越新幹線の時にも申しましたが、灯台もと暗しとでも申しましょうか
地元であるが故に、あえて乗るキッカケが無かったんですね。
仙台には何度か赴いておりますが、その時はいずれもクルマ移動でしたから。。。


小山から先・・・その車窓から見える景色はまさにあたしの日常そのもの←
特に在来線の栗橋〜東鷲宮付近は、十数年前に暮らしたコトのある土地でして
自宅マンションのベランダから東北新幹線の高架線が見えていたんですね。
いつか逆の車窓が見てみたいと思っていたので、小山通過後は景色に注目していました。
もちろん・・・スジャータ食べながらですけれどww


何しろ270Km/h走行ですから、お目当ての景色なんて一瞬で流れ去ります。
目的物は車窓の進行方向右側・・・確かに見えました、レンガ色の元我が家が!!


しばし感慨に耽る・・・間はほとんど無くて、ほどなく大宮に
購入したばかりでまだまだ堅いスジャータと格闘しているうち、あっという間に終点の東京駅に到着。。。
最新型E5系、当たり前ですが乗り心地は申し分無し!
いつかはグランクラスで旅してみたいモノです(笑



以上・・・大した行程では無いのに、諸々のハプニングのおかげでこんな長文にw
最終的には15:55東京到着、目的の時間通り上手く行きました。。。
ビジネスユーザーには迷惑千万な遅延でしょうが、あたしにとってはまさしく“神風”でございました。


0833       0959
春日部    鬼怒川温泉東武100系・きぬ103号)

1001     1201
鬼怒川温泉  会津若松 (会津鉄道AT-600型・AIZUマウントエクスプレス1311     1420
会津若松   郡山   (磐越西線

1250         1410
会津若松駅  郡山駅  (会津バス・高速路線バス)

1355     1450
1420     1515
郡山     宇都宮  (E2系E3系2000番台・やまびこ214号)

1431     1524
1520       1555
宇都宮    東京       (E5系・やまびこ56号)