10周年記念祭をふりかえって

urano_kazumi2015-12-07




先ずは何より・・・。
この善き日を迎えられたコトを、衷心よりお喜び申し上げます。
そして、末席を汚させて頂けた事実に感謝します。
ご尽力下さった皆様、本当にありがとうございました。。。



あたしが会場入りしたのは、15時30分前後だったと思います。
旧知かつ、劇場公演からしばらく距離を置いている2名との3連番。
予想はしておりましたが、会場周辺は懐かしい顔のオンパレード(笑
『ご無沙汰してます』と言う挨拶を、何人の方と交わしたでしょうか?
受付を仕切っていたのはお馴染みの郡司氏、チケットを交付してくれたのは元カフェっ娘。
この時点から、おのずと昂揚感に襲われます。


やがて・・・ホワイエ入場。
決して広くない空間に、3〜40分押し込まれていたでしょうか?
『相変わらずの(AKB48)クオリティだな』なんて口々には申しますが
ホンキで悪い気がしていないのはお察しの通り。
別の仕事の為にイベントに参加出来ない、平嶋夏海さんの挨拶を挟んで入場抽選。
入場チケットに記された2桁のグループ番号で抽選、そこで指定されたブロックに着席。
ちなみに1グループが16名・29グループありましたので、単純計算で464名が参加。
その他にCD購入者の中から300名が招待されているので、およそ800名が今夜のオーディエンス。
場所といいスケールといい、ヤルときゃヤルと言う往年のスタイルでした。



おこがましくも・・・今夜の主賓は我々と言うコトで
“特別招待席”と呼ばれる後方の300名がとっくに着席し、ステージ上には現役・OGの各メンバーが勢揃いして
司会の徳光和夫氏が『レジェンドファン』などと、持ち上げ煽りまくし立てる中
スポットライトを浴びながら、うやうやしく指定された席に着席と相成りました。。。
メンバーそれぞれ、顔馴染みのヲタクを見つけては指をさして大笑い!
あたしはセンターステージに立つ、多田・柏木・渡辺の3人に見つかってしまいました(笑
その際のBGMが“ライダー”であり、彼の為に最前列に1席空けられていたとのコト。
あの頃とすっかり様変わりした48Gを見て、何を感じているのでしょうか・・・?


コレもある程度予想が出来ましたが・・・。
総監督の高橋みなみをはじめ、メンバーは口をそろえて“ヲタいじり”に終始(笑


『久しぶりに会ったレジェンドファンのみなさんを見てたら笑えてきました。』
『みんな・・・トシとったねぇ〜』
『みなさんの生存を確認できてうれしく思います。』


もちろん・・・そんな扱いに対して何も悪い気は起りません。。。



※以下、便宜的にゴールドチケット持参者を古参・特別観覧席の皆様を新規と記述します。
その文言に他意はありませんのでご了承ください。



あっさりとした振り返り映像の後、オーバーチュア。
まずは現役メンバー16名によるパフォーマンス。
ココで古参席と新規席とで、実に判りやすい色味の差←が出ます。
極彩色のサイを振る後方、対して我々のブロックは静かにステージに見入っておりました。
見かねた徳光氏・・・思わず『みんな立てよ!』と促すもダンマリ(笑
残念ながら氏は劇場公演が基本着席であるコトをご存じ無かった様です。
念の為に申し上げますが、ほとんどの古参はつまらないからダンマリなのではなく
諸々の想いを感じていたのと、それ以上に最新の楽曲とメンバーを知らなかった為だと思われます(笑



M5“言い訳Maybe
現役メンバーに加え、ココからOGもそのパフォーマンスに加わります。
唯一この楽曲で選抜入りした浦野さん、ぶっちゃけフリは完全にすっ飛んでいた様でしたが(笑
最新シングルの選抜と同じ仕様の衣装を着せて貰えて、心なしか若返っている様にも。。。
M7“ヘビーローテーションでは、大島優子が往年と変わらぬ大技を披露
アッパレでございました!
PARTYが始まるよ“転がる石になれ”“初日”
それぞれの期を代表する一曲を、ややヨレヨレながら楽しそうにステージに立つOGたち
個人的にはココがハイライト、特にPARTYは直近もチーム8やら栄の7D2で観ているハズなのに
思わず目頭が熱くなってしまいました。。。



AKB48の運営 失敗の歴史 Best5』と言うコーナーにおいては
佐江ちゃんと優子の『ゆり・ばらだと思ってた』と言う発言に、古参席からは共感湧きまくり(笑
かく言うあたしも、1位はZETTAIにコレだと思っておりましたし。。。
何と申しましょうか、彼女達と価値観が共有出来ていたのが嬉しかったですね。


要所要所に警備員はいるモノの、総じてその警戒レベルは薄め。
事実・・・あたしの席の目の前を、ほぼ全てのメンバーが護衛なしで通り過ぎて行きます。
選抜メンも、もちろん前田さんも大島さんも平然としたモノ。。。
メイン〜センターステージの移動も、普通に古参席の脇を抜けて行きますが
何も問題は起きません。
いや、ソレが当たり前のコトなんですけどネ。。。
3期のパフォーマンス前には、出入り口の脇でわちゃわちゃと楽しそうな
多田・渡辺と浦野・・・言うならばチーム尾木の絆ってトコロでしょうか?
実にイイ光景ですね、今夜ばかりはあまりキッチリやって貰っては可愛気がないですから(笑


多くの懐かしいスタッフさんの姿も拝見出来ました。
唯一、しのぶちゃんとは手隙の瞬間に感想をお話をさせて頂くコトが出来ました。
M11“会いたかった”では、フリコピが完全にシンクロしてタカまりました(笑
しのぶちゃんに推し変しようと思います←



セットリストをご覧頂ければわかる通り、特別大がかりな何かがあったワケではありません。
昨今の大箱に付き物となった、礼服に身を包んだスタッフがメンバーを泣かす様な発表も無論ありません。
いわゆるサプライズゲストもいませんでした。
でも・・・ソレがイイんだよね。
客席の温度を瞬時に察知したメンバーが、ほぼ内輪ネタなのは目を瞑って頂いて
次々にネタを投下しては、ドッカンドッカンと笑いを誘っていく。。。
それは今回の様に、明らかに客層が偏っていたからこその事象かも知れないけれど
コレぞまさしく『AKBクオリティ』
楽しい時間と言うよりは・・・なんだろうなぁ〜、とにかく穏やかな時間だった気がします。



同窓会のようでもあり、披露宴のようでもあり
何とも不思議なこの空間・・・あたしはあえて“PARTY”と申し上げたいと思いますが
AKB48とは・劇場公演とは、メンバーとファンとスタッフの数えきれない程の喜怒哀楽
三位一体で必死になって進んできた、その果てに今日と言う日があったと思っております。



あらためまして・・・お招きありがとうございました。
AKB48のヲタクでいられたコトを誇りに思います。。。