ブラウン管の向こう側・・・。

urano_kazumi2010-12-23



あらためて語るまでもありませんが
2010年、AKB48がテレビの画面に映らなかったと言う日は
ほとんど無かった様に思われます。
AKBINGO!週刊AKB、更にはAKBとXXと言った
レギュラー番組は言うに及ばず、歌番組やバラエティ番組を中心に
八面六臂の活躍を魅せてくれました・・・。


SMAP×SMAP

笑っていいとも

PON!

DON!

24時間テレビ

徹子の部屋

ミュージックステーション

MUSIC FAIR

紅白歌合戦

とくダネ!

とんねるずのみなさんのおかげでした


(順不同)


列記したのは、今年出演した数々の著名な番組。
いづれも世間一般に知れ渡ったモノばかり・・・無名の新人では、まずオファーが来ないハズ。
秋元センセイのコトバを借りれば、『出演するコトが芸能界のステイタス』であり
AKB48と言う存在が、市民権を得られた』結果だと言えるでしょう。。。



従来・・・AKB48は、意図的に露出を控えていた時期があります。
それは秋元センセイも公言していた事実・・・。
氏はそのコトをメディア露出は消費』と表現していました。
つまり・・・テレビを使って人気を得るのは容易であるが、潮が引くのも早い』
最大公約数では無く最小公倍数で着実にファンを得ようと言う、AKB48憲法に則って
今の今までガマンをしていたと言うのが、実のトコロなのだと思っています。
『日本のメディア王』と呼んでも決して大言ではない、秋元康のメインワークですから
今まで『出たくても出られなかった』・・・なんてコトはあり得ません(笑



ココからは私見になってしまいますが・・・。
では、なぜ今年に入って急激に露出が増えたのか
『今がそのタイミングだから!』と言う、アドミニストレイション側の判断でしょうが
その導火線として・・・ひとつ挙げるとすれば、それは『メンバーの年齢』だと思います。。。



前田敦子/高橋みなみ/板野友美/河西智美/柏木由紀



現状のAKB48において、核となる主要メンバーが揃って今春高校を卒業しました。
いみじくも・・・先日の5周年記念公演の席において、オープニングメンバーが
年齢に関するコトを口々に述べておりましたが。。。
あんなにコドモばかりのAチームだったのに、今日在籍する初期メンバーにおいて
現役高校生は、峯岸みなみ平嶋夏海のわずか2名のみ
コレは・・・“束モノアイドルとしては、見逃せない現実だと思うのです。



女子高生はやめられない』なんて持ち歌もありますが(笑
つまり・・・2010年はAKB48にとって、最大かつ唯一のチャンスの順番であったワケです。
好機であるのと同時に、もう後の無い勝負の瞬間
持てるポテンシャルの全てを、この時に賭けざるを得なかったと理解しています。。。


開かれた蛇口は全開だったのか・・・はたまた幾分代が残っているのか
また、水瓶の残量はどの程度の嵩なのか?
それは申し訳ありませんが、あたし如きには全く判りません。



でも・・・確実に判っているコトもあります。
それは『この状況が未来永劫は続かない』と言う厳しい現実
先日も申し上げましたが、ココからのAKB48『おわりのはじまり』だと思います。
無論、今すぐに失速するとか・・・そういう類の観測で無いのも前述の通り。。。


この瞬間も含めて・・・。
AKB48のファンであると言うコトは、その歴史の目撃者であるのだと思います。
『清濁併せのむ』・・・そんな覚悟を持っていないと
ファンである我々は、いつの日かツラくなるのかも知れません。



あたしは・・・そんな想いで彼女達をずっと見つめて来ました。
悲観的に聞こえるかも知れませんが、それはちょっと違います。
何故なら、それが例え『勝手な思い込み』であったとしても
AKB48という大きな神輿の、小さな『担ぎ手』の一員であると言う自負があるので!!