HKT48(TEAM H) 7月2日公演

urano_kazumi2012-07-02

at HKT48劇場(18:30〜20:30)


遠方枠当選 280番
G列上手通路から3番目


●出演メンバー
穴井千尋/今田美奈/植木南央/江藤彩也香/熊沢世莉奈
兒玉遥/古森結衣/田中菜津美/谷口愛理/中西智代梨
深川舞子/松岡菜摘/村重杏奈/本村碧唯/森保まどか
若田部遥
OUT:下野由貴→IN:深川舞子
OUT:菅本裕子→IN:今田美奈
OUT:宮脇咲良→IN:江藤彩也香



このタイミングでの博多詣で。。。
あえてエクスキューズしますが、指原転籍とは全くの無関係。
自分のスケジュールがココしか無かったのと、遠方枠があっさり当選したコトで
今夜の公演を観る運びとなりました・・・。
当選メール受信後にエース級3名の欠席発表。
特に興味を持っていた下野由貴さんの欠席は、とても残念に思いましたが
ココで観ておかないと、当分チャンスは無いと思い
踏ん切るコトにしました。



『本店で失われたモノがココにはある!』
最近あたしの周辺で、認定古参クラスのAKB48ヲタクが
続々と博多に赴き、そしてHKT48のコトを高く評価している。
その核となるモノは一体何なのか?
今回、あたしが最も注目していた点が実はソコなのでした・・・。


公演中、どうしても目が行ってしまうメンバー
それは・・・やっぱり圧倒的にセンター率が高い兒玉遥さん。
実年齢はともかく、チームHの中でも彼女はロリータ担当だと思うのですが
“Innocence”で魅せる、妖艶な表情とダンスはなかなか良かったですね!


平均して、みなさん快活に踊ると言う印象はあるのですが・・・。
ゴメンなさい、正直申し上げてそれ以上の感想は見出せませんでした。
そもそものチームS公演が、松井珠理奈を筆頭に強烈過ぎた嫌いがあって
ソコと比較するつもりは無いのですが、あたしには普通に思えてしまいました。



それよりも・・・終始つきまとった拭い切れない想い
それは、公演前のアナウンスから始まりました。。。


今回あたしは遠方枠なので、いち早く座席に座るコトが出来ました。
いわゆる『指定席』と呼ばれる類の観客、全部で50名程度だったでしょうか?
その客入れが終わった時点で、一度劇場の扉が閉められました。


次の瞬間、AKB48劇場で言う吉田氏・郡司氏クラスと思われるスタッフから
我々に向けての諸注意がありました・・・。
その間、およそ2分といったトコロ。
冒頭・・・『この劇場は他の劇場と違って、ルールが厳しいです!』
そこから矢継ぎ早に、主にコールとサイリュームの使い方
そして一切の私語を禁ずると言った、こと細かな指示を出されました。
そして締めにも・・・他の劇場でOKでも、ココではNGな場合がある』
ひとつひとつの言葉は丁寧ながら、多分に慇懃無礼な感は否めません。。。


ココからは全くの想像ですが、この劇場のスタッフは秋葉原をはじめ
他の劇場公演の模様を実際に観て、そして感じたトコロがあったのでしょう・・・。
博多には博多のやり方があって、その部分はこの劇場の憲法として堅持したい
そんな強い意思を感じました。
言い方を変えれば、一度緩んでしまった箍を戻すのは容易ではないので
今のウチから常に締めておこう・・・と。。。


実際、公演中は常にスタッフが動き回り、一部の観客に対して指導
そのシーンばかりが目に入り、ステージ上のパフォーマンスに集中できない瞬間もしばしば
なんだかその印象がとても強く、肝心な公演の感想は忘却の彼方へ。。。


他チームと比して、ダントツにメンバーが若いHKT48
だからこそ、より良い環境作りに観客が一役買う必要はあるでしょう。
心無い行為でメンバーを傷つけてはいけないコト位、あたしにも理解できます。
でも・・・その大義名分の下、あまりに細かな指示を強要するのは
少なくともあたしには『興醒めである』と感じられました。
それは・・・話題になったスカイマーク“サービスコンセプト”にも通ずるモノ
意見の分かれるトコロとは存じますが。。。


その甲斐あってなのか・・・確かにココの観客は総じてお行儀が良い。
公演中全く私語もなければ、MCにおける不規則発言も皆無。
みんな揃って拍手をし、揃ってMIXを打ちメンバーのコールをする・・・。
コレがホントにベストな環境なのか、正直あたしには判りません。
そんな想いだけが強く残る公演でありました。