NGT48・・・雑感

urano_kazumi2016-01-13




昨日の公演を以って、劇場グランドオープンから丸3日が経過。
この時点で何かを評価するなど、おろかなコトだと思っています。
しかしながら、色々と気になった点はありまして
それはファンの義務として、僭越ながら書き残しておきたいと考えます。
あくまであたしの私見であって、異論反論は甘受する所存
とても文章としてまとめる自信は無いので、以下ツイート形式にて失礼します。



◆まずは何より・・・早くも地元に愛されている感がハンパないなと。
このプロジェクトに対する期待の大きさは、市内各所に溢れていると言っても過言では無く
そのレベルは、48G始まって以来のモノだと言えるでしょう。


◆あたしが最初に劇場のロビーに入ったのは、平日の14時前後でしたが
我々の様な“組合の人間”だけではなく、極々フツーのカップルやファミリーが
思い思いに、何より興味深そうに見学をされていました。。。
もちろんそれは、馴染みのショッピングモールに新設された施設だからと言う理由もあるでしょうが
それ以上の、なにやら熱い想いも持っておられるように感じました。
秋葉原ドン・キホーテに劇場が出来た10年前、何も知らずに8階へ迷い込んだ一般人は
インフォ〜カフェの空気感にドンびき、そこに常駐する村人たちに眉をひそめ
そそくさと立ち去って行く・・・そんなシーンを何度も目の当たりにした身にとって
それは隔世の感であり、ちょっと羨ましくも思ったり・・・。


◆一説によれば、新潟に劇場を作るきっかけは48G発のモノではなく
デベロッパーである三井不動産からの売り込みであったとか。。。
それは単なる大家と店子の関係にあらず、地元政財界とのロビー活動に至るまで
獅子奮迅の活躍であったと・・・。
その甲斐あってか、早くも地元有力企業と多数のコラボレーションが実現。


◆東京・名古屋・大阪・福岡・・・そして新潟
言うなれば、ココまでがフル規格の新幹線の様なモノ。
これからはミニ新幹線とでも申しましょうか、もっと少資源・小規模の支店。
地域密着型のグループが、もしかしたら48Gの未来を担うのかも知れません。
48Gが作るロコドルと言ったら、ちょっと違うのかも知れませんが
専用劇場は無くとも、例えばショッピングモールのミニステージが拠点となって
それこそ地元の運動会レベルのイベントにも出向いて行く・・・。
無論、適正な利潤が得られるような仕掛けを用意して。
幸いにもチーム8と言う武器があります、彼女達がキャプテンでも良いでしょう。
近隣地区出身の48Gの正規メンバーが兼任で参加するとか、メンバー募集にも一工夫欲しいですね。


◆新劇場のオープニング時なので、多少のコトには目を瞑りたい。
しかしながら、開演が30分以上押すと言うのはやはり看過できない事態。


◆チケット購入→入場整理と言う流れで、階段やバックヤードを使うのはアリだと思う。
全てにおいて完璧なハードでは、逆に面白味がないと考えます。
総本山たる秋葉原がそうである様に、誰にでも敷居が低く判りやすい作りでは48Gらしさが無い。
独特の仕組みを理解して『自分は一見とは違う』と言う意識が、優越感と言ったらおかしいけれど
一定の満足感と、劇場の住人としての意識を共有できるとあたしは思います。
ただしバリアフリーは別、その面でこの劇場にはインフォ前の通路にスロープを設置してあり
一定の配慮はなされている、あとはスタッフとファンの相互扶助で解決できると思われます。


◆とにかくロビーが狭い、見栄えにこだわったロッカーの間口も狭い。
スタッフが不慣れなのは仕方が無いが、動線の確保が全く出来ていない。
コレは大変に危険なコト、バックヤードだったり階段を使うのであれば
徹底的に難所をブラッシュアップして、混乱が起きないスキームを早急に作り上げるべき。
休演日に地元のファンを300人くらい集めて、徹底的にリハーサルを行ってはどうだろう?
指定席・一般席・ロビ鑑・それ以外の一般見物客、それぞれを確実に捌けるまで・・・。
対価として98でも付与すれば必ず集まると思う、何より自分達も『神輿の担ぎ手』と言う
意識の向上につながるのではないだろうか?


◆スタッフは総じて穏やかな印象、ソレ自体は悪いコトでは無いのだけれど
時にルール違反を犯したファンに対しては、毅然とした態度を示せないと後で大きな問題になる。
今のトコロ・・・そういったコトが言えそうな人間がいない様に思えた。
更に厳しいコトを言うなら、それぞれが責任意識を持てていない様に感じられる。
上席からの指示を仰ぐのは当然として、何か起きた時に誰しもがその場で対応できるスキルを持たないと
有事が起きた時が心配になる、コレは時が解決すると信じているが・・・。


◆劇場の大きさはちょうど良いと思う・・・。
柱の存在に関しては、特に何も申し上げるコトはない(笑
個人的に難波と博多は、48Gの劇場としてはオーバークオリティだと思っている。
特に高すぎる天井は、熱気と言うか情念と言うか・・・そんな何かがこもらない気がする。


◆客席の傾斜がとても小さく、後方になるにしたがってステージは確実に見づらい。
特に・・・客席が数列ごとに同じ配列なので、前席に座った人間の頭が視界を遮る。
秋葉原の場合、個々の区画は座面のクッションにより決められているので
公演が始まれば、それぞれが微妙にずれて観やすくもなるのだが
ココは一席一席がしっかりとした座席、その横幅はあたしクラスでも十分なモノだが
各列1席ずつ減らしてでも、千鳥配列にすればずっと観やすくなったのでは?
緊急対策として、同じ高さの区画の後列だけにクッション等の使用を許すとかはどうだろう。


◆overtureがDJ Taz氏から別の方に変わっておりました。
この辺りの事情は存じ上げませんが・・・ちょっと残念に思います。


◆開閉式のLEDビジョンは圧巻のヒトコト、間違いなくこの劇場の名物だと思う。
星の温度のアウトロでは、客席から歓声が上がるほどの演出・・・。
照明も文句なし、コレは10年前から続く劇場のポリシー。
音響さんはまだまだ勉強中でしょうか? あたしレベルでも判るミスが散見されました。



どなたかの受け売りではありますが・・・。
『このピカピカの劇場を、メンバーの汗でどんどん汚してナンボ!』
期待しております。。。